皮膚科 dermatology

皮膚科の主な診療項目
  • 湿疹
  • かぶれ
  • アトピー性皮膚炎
  • じんましん
  • にきび
  • やけど
  • 帯状疱疹
  • いぼ(尋常性疣贅)
  • 水いぼ
  • 水虫
  • 尋常性乾癬
  • 脂漏性皮膚炎
  • その他皮膚疾患全般

一般皮膚科General Dermatology

湿疹・かぶれ・アトピー性皮膚炎・じんましん ・ニキビ ・やけど ・尋常性乾癬・水虫・脂漏性皮膚炎など皮膚疾患全般を診察いたします。

何でもお気軽にご相談ください。

水いぼ処置であらかじめペンレステープを貼って来院される患者様は、受付終了1時間前にはご来院いただけますようお願いいたします。
(ご来院の際には受付にペンレステープを貼付した時間をお伝えください。)

皮膚科で診療できる主な症状と
治療方法

症状名をクリックして詳細をご覧ください

  • アトピー性皮膚炎

    良くなったり悪くなったりを繰り返す、かゆみのある湿疹を主な病変とする皮膚の病気です。
    もともとアレルギーを起こしやすい体質の人や、皮膚のバリア機能が弱い人に多くみられます。

    症状はないか、あっても軽く、支障なく日常生活を送れるようにする状態を目標とします。

  • にきび

    にきびは、主に思春期から青年期にかけて顔、胸や背中を中心にぽつぽつとした発疹ができる皮膚の病気です。

    成人ではストレスによるホルモンバランスの乱れ、間違ったスキンケア、不規則な生活などによりできやすく、月経前に悪化がみられることもあります。

    皮脂の分泌が多くなって、皮脂や角質で毛穴がふさがり、周囲に炎症を起こします。
    主にスキンケアの見直し、外用剤を中心とした治療を行います。

  • いぼ - 尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)

    主に足の裏や手にできるいぼ状のできもので、ウイルスによる皮膚の感染症です。

    主に液体窒素による治療を行います。

  • みずいぼ - 伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ)

    お子さんのからだの胸・おなか・さらに擦れやすい脇などにみられる、直径1~5㎜ほどの白っぽいぷつぷつとしたできもので、ウイルスによる皮膚の感染症です。

    治療はピンセットでひとつひとつ取るのが一般的です。
    この治療は摘み取る際に痛みを伴うことが多いため、麻酔のテープ剤を使用し、摘み取ることもあります。

  • 帯状疱疹(たいじょうほうしん)

    からだの左右どちらか一方に、ピリピリと刺すような痛みと、これに続いて発疹が帯状にあらわれる病気です。

    子供の頃に罹った水ぼうそうのウイルスが、治った後も体内の神経節に潜んでいます(潜状感染)。加齢や疲労などでからだの抵抗力が低下し、潜んでいたウイルスが再び活動を始め、帯状疱疹として発症します。

    治療は抗ウイルス剤の内服を行いますが、必要に応じて痛みに対し消炎鎮痛剤なども併用します。

  • 水虫(足白癬・爪白癬)

    水虫は、白癬菌(はくせんきん)というカビが原因の感染症です。
    足に繁殖しやすいのは、靴を長時間履くなど、菌にとって過ごしやすい高温多湿な環境を作りやすいためといわれています。

    足の皮が剥けたり、水ぶくれを生じたり、皮膚が厚くなったりします。爪に白癬菌が入った場合は白く厚くなる爪白癬となります。

    水虫によく似た他の疾患もありますので、顕微鏡で検査を行った上で診断します。
    治療は主に抗真菌剤の外用が中心です。

  • 掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)

    掌蹠膿疱症は、手のひらや足のうらに小さな水ぶくれや膿を繰り返し生じます。

    原因の多くは不明ですが、中には扁桃炎・虫歯・金属アレルギーが原因のこともあります。
    中年の女性によくみられ、男性に比べると2~3倍ほど高く発症するといわれています。

    治療は主にステロイド外用・ビタミンD3外用を行います。

  • 巻き爪

    足の指の爪が巻き込んで痛みを生じる状態のことを巻き爪といいます。

    骨格や体重のかかり方、靴、歩き方、深爪などの影響で生じます。

    治療テーピングで痛みを緩和したり、場合によってはマチワイヤー法(自費診療)で爪の矯正を行います。

エキシマライトによる治療

当院ではエキシマライトによる紫外線治療を行っています。
エキシマライトとは、これまでの光線治療のPUVAやナローバンドUVB療法よりさらに効果が高いと言われている波長の紫外線を患部に照射して治療する装置です。
これまでの紫外線治療では治療が難しかった症例でも改善効果が期待できる治療法です。

エキシマライト

エキシマライト治療の流れ

  1. 診察を受けていただき、治療方法について説明いたします。
  2. 患部周囲の皮膚には紫外線が当たらないようにし、エキシマライトを患部に当てます。
  3. 症状によって異なりますが、当てるのは数十秒程度です。少し暖かい感じがしますが、特に痛みはありません。
    治療後は強い日光をお避け下さい。
  4. 1~2週間に1回程度の間隔で治療を行います。

エキシマライト治療の費用

健康保険適用の治療法です。(尋常性乾癬・掌蹠膿疱症・尋常性白斑・アトピー性皮膚炎・円形脱毛症など)

1割負担の場合 ¥340
3割負担の場合 ¥1,020

別途診察料がかかります。

よくある質問

エキシマライト治療は痛みはありますか?
痛みはございません。エキシマライトを当てている時に少し暖かく感じる程度です。
治療はどれぐらいの間隔で行えば良いですか?
1~2週間に1回の治療で十分なケースも多いですが、治療の経過にもよりますので状態を拝見しながら通院間隔を調整いたします。
健康保険は適用されますか?
エキシマライトは保険適用の疾患がございますので、お気軽にお問合せください。

自費治療Private Medical Treatment

しみ・しわ対策クリーム

ハイドロキノンクリーム

ハイドロキノンは、シミやしわの原因であるメラニン色素を生成する酵素(チロシナーゼ)の働きを抑制し、メラニンの数を少なくします。

今お肌にあるシミを薄くして、さらに次にできるシミも予防します。
その美白効果はコウジ酸やアルブチンの数10倍~100倍といわれています。

トレチノインクリーム

トレチノインはビタミンA(レチノール)の誘導体でビタミンAの約50~100倍の生理活性があります。
表皮のターンオーバーを促進することで角質を剥がれやすくし角質層を増殖させて表皮を厚くします。

さらに皮脂腺の分泌を抑制し、表皮の深い層に存在するメラニン顆粒の排出を促進します。

注意点
当院では常磐薬品のトレチノインを使用しております。
従来のトレチノインよりもお肌への刺激が少ない薬品ですが、患者様のお肌の状態によっては赤みや皮むけなどの副作用が出ることもあります。
また、妊娠の可能性がある方・妊娠中・授乳中の方はお使いいただけません。

当クリニックでの療法

当院では、しみに対してトレチノインを塗ったあとにハイドロキノンを塗る併用療法をおすすめしています。

トレチノインはメラニンの表皮から角層への排出を促し、ハイドロキノンは表皮のメラニン色素の生成を抑えるという効果があるためです。

また、トレチノイン、ハイドロキノンともに非常に効果的なクリームですが、誤った使用方法によ りトラブルを生じる場合があります。
UVケアはしっかり行ってください。

医師がしっかりアドバイス

当院では患者様お一人おひとりのお肌の状態に合わせて、医師がアドバイスさせていただきます。

患者様ご自身が トレチノイン、ハイドロキノンについてよくご理解いただいた上での使用をおすすめします。

価格

トレチノイン (0.025% 5g) (0.05% 5g) ¥2,000
ハイドロキノン 4%(5g) ¥2,000

男性型脱毛症

男性型脱毛症 (AGA)とは、成人男性によくみられる髪が薄くなる状態の事です。

思春期以降に額の生え際や頭頂部の髪が薄くなり、年齢と共に進行していくのが特徴です。
一般的に遺伝や男性ホルモンが関係すると言われています。

当院で取り扱っているプロペシア®は 、AGAの原因物質であるDHT(ジヒドロテストステロン)の産生を抑制する薬です。

価格

初診時 ¥12,000 (1ヶ月分の薬代込)
2回目以降 ¥10,000 (薬代込)

マチワイヤー法

手術せずに巻き爪を治療する爪矯正法です。
マチワイヤーという弾力のある細い金属製ワイヤーを用いて爪の形を少しずつ矯正します。
施術は、爪の伸びた白い部分に2カ所穴を開けてワイヤーを入れます。
装着時の痛みはほとんどありません。
日常生活での制限はなく、そのまま靴も履け、お風呂も入れます。

  • 施術に対応できない曜日がありますので、詳しくはお問い合わせ下さい。
  • 手術用創部クリップ マチワイヤMD(多摩メディカル製)を使用しています

施術方法

爪の先を最低2~3mm伸ばした状態でご来院ください。
深爪せず、爪の角を丸く切りすぎないようにしてください。
1つの爪につき、10分程度で終了します。

混雑時は施術をお受けできかねる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

  1. 矯正前

    初診にて爪の状態を診断し、状態や希望に応じて最適な治療法をご提案します。

  2. 精密ドリルで穴開け

    穴開けはわずか数秒で完了。麻酔も不要です。

  3. ワイヤーを穴に通す

    ワイヤーの端が刺さったり、飛び出して靴下に引っかかることはありません。

  4. 修正後

    ワイヤーの作用により矯正直後~数日で巻き爪の食い込みが和らぎます。

価格

片足(1つの爪) ¥5,000(税込)
両足(2つの爪) ¥9,000(税込)

マチワイヤー法に関する注意事項
(クリックすると表示されます)

巻き爪マイスター

巻き爪マイスターは、巻き爪を矯正するための医療機器です。コイルばねに内蔵された超弾性合金ワイヤの弾性力によって、矯正具を装着している間に爪のわん曲が徐々に矯正されます。

  • 超弾性合金ワイヤが、持続的に爪のわん曲を矯正します。
  • ワイヤをコイルが抱合する設計であり、安全性に配慮しています。
  • ばねの伸縮を利用して、フックを爪側縁に引っかけることで、比較的短時間で装着できます。
  • 施術に対応できない曜日がありますので、詳しくはお問い合わせ下さい。

価格

片足(1本 器具代込み) ¥8,000(税込)
両足(2本 器具代込み) ¥12,000(税込)
装着中の巻き爪マイスター位置補正 ¥1,500(税込)
手持ちの巻き爪マイスター持参での再装着 ¥5,000(税込)

帯状疱疹予防ワクチン

当院では50歳以上の方を対象に、帯状疱疹予防ワクチンを実施しています。
必ず皮膚科医の診察を受けて頂いてからの予約接種となります。
詳しくは当院へお問い合わせ、もしくはスタッフに直接お尋ねください。

  接種回数 料金
乾燥弱毒生水痘ワクチン 1回 8,800円✕1回
シングリックス 2回 23,000円✕2回

取り扱いスキンケア商品Skincare Products

TAホワイトクリームMD

TAホワイトクリームMD

¥2,500(税抜価格)

2つの有効成分+サポート成分配合

トラネキサム酸グリチルレチン酸ステアリル

有効成分には、美白に導くトラネキサム酸に加えて、グリチルリチン酸ステアリルを配合。
さらにビタミンC、アルブチン、プラセンタも配合しました。
みずみずしく伸びがいい使用感で、各種治療後のデリケートな肌にも、消炎とうるおい効果を発揮
します。

抗小じわ機能評価試験済み

美白ケアだけでなく、乾燥による小じわのケアもできる薬用美白クリームです。

公式HPはこちら

セルニュープラスシリーズ

セルニュープラスシリーズ(常盤薬品)

セルニュープラスは美容皮膚科学に基づいた機能性化粧品です。

様々な肌悩みにアプローチする機能性と、敏感なお肌への優しさを追求しています。

毎日のスキンケアでより美しい素肌へ。

公式HPはこちら

NOVシリーズ

NOVシリーズ(常盤薬品)

NOVのスキンケアは、皮膚のバリア機能(水分の蒸発を防ぎ、外部の刺激から肌を守る機能)をサポートし、すこやかな肌へ導くとともに毎日気持ちよく使っていただける安全性と使い心地を大切にしています。

臨床皮膚医学に基づいて乾燥肌・敏感肌・ニキビ肌に悩むあなたのスキンケアを考えます。

ご希望の方には無料サンプルを差し上げています。

公式HPはこちら

サンソリットスキンピールバー

サンソリットスキンピールバー

サンソリットと皮膚科ドクターとの共同開発によって誕生したスキンピールバー。

肌に対して刺激の少ない酸(AHA=グリコール酸)の力で、肌表面にたまった古い角質を優しくピール(剥離)して、肌本来のキレイになろうとする力をサポートします。

毎日の洗顔&ボディソープとして使用するだけで、全身赤ちゃんのようなつるつるでくすみのない肌に導きます。
肌質やお悩みに合わせて4タイプからお選びください。

  • 青(敏感~乾燥肌)
    135g ¥2,000 / 15g ¥350
  • 緑(普通肌~脂性肌)
    135g ¥2,000 / 15g ¥350
  • 赤(脂性肌~ニキビ肌)
    135g ¥2,500 / 15g ¥390
  • 黒(くすみ肌)
    135g ¥5,000 / 15g ¥760

すべて税抜価格です

公式HPはこちら

その他

医師のカウンセリングのもと、患者様のお肌の状態に合わせてご希望の方に販売しております。
詳しくは医師にご相談ください。

担当医の紹介Doctors in Charge

伊澤有香先生 Yuka Isawa

皮膚科の伊澤有香と申します。
横浜市立大学医学部を卒業後、総合診療科での後期研修を経て、日本医科大学付属病院、および関連病院などで皮膚科診療にあたってきました。

大学病院、市中病院、クリニック、様々なところで様々な疾患の患者さんを診察してきました。
皮膚科で診る疾患は、赤ちゃんからお年寄りまで沢山の種類があります。

「皮膚は内臓の鏡」と言いますが、皮膚という目に見える臓器から内臓疾患が見つかることもあります。

診察という限られた時間の中で、患者様それぞれの困っていることを的確にみつけ、最善の治療ができ、皆様のQuality of life(生活の質)をぐっと持ち上げることができるような、そんな診療を心がけています。

略歴

  • 平成17年横浜市立大学医学部 卒業
  • 平成21年日本医科大学皮膚科学教室 入局 日本医科大学附属病院、日本医科大学武蔵小杉病院および関連病院などで勤務

専門医・資格

  • 日本皮膚科学会認定皮膚科専門医

所属学会

  • 日本皮膚科学会
  • 日本内科学会